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はじめに&全般
こちらの記事もご参照ください:アラートで更新コードを使用する
アラートを設定して、Orbit Intelligenceデータベース内の新規のまたは既存の特許をモニターすることができます。
たとえば、特定の技術分野内の、特定のコンペティターの新しい特許データを通知したり、または選択した特許をモニターすることができます。 アラートを実行すると、最初の1000件のみが表示されます。
実質、どのような検索クエリもアラートとして実行することができますが、引用検索や類似検索などの特定の検索は設計上アラートに置き換えることができません。これらの検索はデータベース全体に対して行われます。アラートは技術的には検索実行の自動化であり、ある期間に更新/作成された文書のバッチに限定されます。
アラートは特許データベース、意匠データベースについて設定できます。またはオンラインレジスターでリーガルステータスをモニターすることも可能です(詳しくは専用のツールリーガルステータスモニターをご覧ください。)
この記事では特許データベースでのアラート設定にフォーカスします。
Elasticエンジンで新しくなったアラート
新しい検索エンジンの実装により、アラート通知を土曜日に受け取ることができるようになりました(毎週または毎月の設定:毎月アラートの配信スケジュールは異なります)。これにより、Orbitデータベースの更新をモニターするために翌週まで待つ必要がなくなりました。
この配信スケジュールは、データベース更新のサイズやデータソースの遅延によって異なる場合があります。
いずれにせよ、アラートの結果は月曜日の午前中にお客様のアカウントでご利用いただけるようになります。
アラート設定
アラートを設定するためには:
- Orbit Intelligenceの3つの特許コレクションのいずれかで検索式を一度実行する
- ”検索履歴”に行き > ”SDI” ボタン/ベルのアイコン+をクリックする
- 代替方法としては、検索結果画面(ヒットリスト)でキーボードで”A”を打つと、アラートモジュール(マイSDI)を起動できます。

ここでアラートのいくつかのパラメータを設定します。詳細は以下をご参考ください。

通常セクション
ここでアラートの名称およびタイトルを入れ、頻度を設定します(週ごと、月ごと)。
- アラートの名称はあなたのOrbit Intelligenceアカウント(ID)に保管されます。そのアラートを認識できるように自分だけのコードにすることもできます。注意:RSSアラート名にはスペースを含めないでください。
- SDIタイトルは全てのアラート受取人がメールで受け取るタイトルになります。少し長めに説明を加えて記述的にもできます。
更新セクション
コレクション:
アラートでモニタするデータベースはあなたが検索式を使用した際に使用したものに予めなっています -ここでそれを修正することもできます。
データベースを変更した場合、検索可能なフィールドは選択したデータベースにより変わります(データベースによってはないフィールドもあります)のでご注意ください。
更新コード:
デフォルトのオプションはUMTA - 英語要約コンテンツを含む新規発明です。これにより、ファミリー/レコード内に十分なコンテンツがある新規レコード(FamPatの場合では新規ファミリー)をモニターし、要約が利用可能になった時点で一度だけヒットを生成します。更新コードの詳細については、こちらの記事をご参照ください。
複数の更新コードを基に設定できますが、各コードにはそれぞれ固有の定義(追跡対象のイベントと頻度)があることにご留意ください。UMTA UEはそのよい例であり、この設定ではUMTA=英語要約のある新規特許ファミリー、または、UE=新たな公開段階を受領した既存のファミリーを追跡します。
あなたのアラート検索式は、対応する週/月ごとのバッチ/データセットごとに実行されます。つまり、あなたのアラート検索式の最後のステップに1行追加され、以下のようなコマンドが実行されます:
Last step AND (2025-34)/UMTA/UE
検索履歴セクション
この画面ではアラートのための検索式が表示されます。デフォルトで実行した検索に基づいて自動的に生成されるようになっていま。検索ステップの追加・削除、または個々のステップの変更により、検索式を修正できます。

結果の配信フォーマット
3つの出力オプションが選べます:
1)PDFファイル(または任意の出力形式)
利用可能なファイル形式は通常の結果出力と同じです。直近で使用した形式が事前選択されていますが、編集ボタンで形式を変更できます。
設定としてはPDF ーFirst page like 形式の使用をお勧めします。このエクスポート形式はほとんどのユーザーの要求を満たし、資料としてそのまま利用可能です。各ファミリーのハイパーリンクから多数の外部リソースにアクセスできます。

2)ワークファイル
あなたのアラートが自動的にワークファイルを作成します。
既存のワークファイルを選択するか、ここで新規に作成することができます。このワークファイルがアラートの保存対象となり、設定に応じて毎週または毎月、文書が追加されます。
注意:ワークファイルにはアラートの名称が付けられます。ワークファイルモジュールからアラート名を変更しないでください。これにより、複数のアラートの配信先として同じワークファイルを使用することができます。複数のアラートが同じワークファイルを保存先として指している場合にも重複排除システムが適用されます。
3)RSS フロー
RSSフィードへのリンクは、アラート作成時にすでに用意されています。メールは送信されません。お客様のRSSリーダーソフトから自動的に結果を取得することが目的です。RSSについて詳しくはこちらをご参照ください。
注意:RSSのアラート名にんはスペースを含めません。
配信:
アラートの結果はEメールで送られます-1つのアラートにつき23人まで配信先を追加することができます:

アラートはどこで確認できますか?
”マイSDI”のセクションでアラートを管理できます:

アラートモジュール(履歴)
Eメールでの通知に加え、アラートの結果はあなたのアラート ポートフォリオにも最後のアラート実行日から1年間保存されます。ファイルを出力すると、それらにアクセスし、結果を再度確認することが可能です。
ワークファイルおよびRSSのアラートについては、ここ(下図)で、実行されたアラートの結果の数と当該ワークファイル/RSSフィードへのリンクのみが表示されます。アラート履歴モジュールは結果自体を保存しません。

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