すべての契約レベルで可能です | |||||
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データルールは、保存された解析(解析モジュールまたはガイド付きアクティビティ内)でのみ使用できます。
既存のルールをアクティブ化または確認するには、関連記事"データルールの管理"をお読みください。
これらのルールは主に出願人(譲受人)に関して使います。同じ項目下で複数の出願人名を名寄せ(グループ再編)し、これにより同じ出願人(グループ)が複数の名前で異なるポートフォリオに分散するのを防ぎます。
さらに、この機能を使って、発明者、コンセプト(AdvancedおよびPremiumレベル)、分類、代理人、親会社(Premiumのみ)、原告/被告(DartsIPモジュール)などを名寄せ・再グループ化できます。
この記事では、4つの方法で出願人名を名寄せする方法を説明します。出願人名以外の種類のデータのグループ化は、1番目と3番目の方法で可能です。
はじめに、解析ダッシュボードの右上にある専用ボタン「解析を保存 」を使って、フォルダーに名前を付け解析を保存します。
解析が保存されたら、「データルール」 メニューを使えるようになります 。>「新しいデータルールを作成する」に行きます。
出願人は、オカレンス順に並びます。オカレンスは、つまりこの出願人名が現在の解析に現れる回数です。
注(プレミアム のお客様向け):出願人(譲受人)名は解析集合内のファミリーにあるもの、およびこれらのファミリーの引用/被引用特許にある出願人名が表示されます。
1番目の方法:選択して名寄せする
リストから少なくとも2つの出願人を選択すると、右側パネルがオンになり、オプションが表示されます。
最初のオプションは、「グループ」を使用する方法です:
希望の名前をグループにすると、システムが保存オプション表示します。
オプション:
1.新しいルール/既存のルール
2.範囲
3.名称
4.詳細
既にあるルールを援用する場合は、「既存のルール」をチェックして、選択することができます。
ここでは、新しいルールを作成します。
「範囲」メニューオプションは、「解析範囲」または「ユーザー範囲」です。
「解析範囲」は、この解析限定のルールを作成します。
「ユーザー範囲」は、解析間で共有されるルールを作成し、他の分析でも引き続き使用できます。
「ユーザー範囲」オプションを使用すると、作業を効率化することができます。>以前のルールを再利用して、同じグループとする出願人名リストを増やすことができます。
「名称」はテキストボックスになっています。>このルールを適用するときにグラフに表示する出願人の名前をここに入力します。
「詳細」には、任意の情報を入力でき、あとでこのルールがいつどのように作成されたかがわかるようにできます。
ルールが作成されると、グループ化が適用されます。出願人リストが更新され、グループ再編(名寄せ)されたアイテムが太字で3ブロックのアイコンで表示されます。
ここでは、新しいルールを作成するとします。範囲メニューには、解析範囲またはユーザー範囲の2つのオプションがあります。一つ目のオプション(解析範囲)は、今表示しているこの解析のみに限定してルールを作成します。 2つ目のオプション(ユーザー範囲)は、作成されたルールが解析間で共有され、他の解析で引き続き使用できます。
この「ユーザー範囲」は、グループ化の作業をより活用することがのに適であり、以前のルールを再利用して、名寄せ・グループ化の背後にある出願人名のリストを増やすことができます。
名称フィールドはテキストボックスになっており、このルールを適用して使いたい出願人名を編集/変更できます。
詳細フィールドはフリーのテキストボックスになっていて、将来、このルールがいつどのように作成されたかを知るのに役立つ情報を入力することができます(データルール管理でアクティブにするルールが何百もある場合に便利です)。
データルールが作成されると、名寄せ・グループ化が適用され、出願人リストが更新され、再グループ化された項目が太字で3つのブロックのアイコンで表示されます。
何か欠落していたり、既存のグループ内に新しい出願人を追加したい場合は、まず追加したい出願人をチェックし、次に既存のグループをチェックします。 「グループ」ボタンがオンになり、ポップアップウィンドウが既存のルールへの追加を自動的に検出します。
2番目の方法:コーポレートツリー
このオプションは完全に自動化されていて、操作が容易です。
リストから出願人を1人選択し、右側のパネルで[コーポレートツリー]ボタンを使用します。
この機能は、コーポレートツリー(上級者向け検索で利用可)で検索し、1つまたは複数の組織内での選択した会社名の位置を表示します。
ここで、選択した会社には3つの子会社があります。 小さなオレンジ色のアイコン(子と親のアイコン)は、会社がさらに大きなグループの一部であることを示しています。 このアイコンをクリックすると、選択した会社がグループ全体の場所で表示されます。
この解析内でのコーポレートツリーツールの主な目的・機能は、親会社をチェックして選択して、下部にあるすべての子会社が選択し、1つのルール内にインポート・保存できることです(上記のデータルールの保存をご覧ください) 。
数回クリックするだけで、グループ内の子会社も含んだ全体リストをルール作成できます。 この場合も、データルールが作成されると、出願人リストが更新され、太字(3つのブロック)で表示されます。
3番目の方法:フィルターを使う
出願人リストは、リストの上部にある[フィルタ結果]テキストボックスを使用してフィルタリングできます。 このボックスでは次のように最低3文字を入力してください:
フィルターされたリストは、入力語を含む名称のみに絞り込まれます。 このリストでは、1つまたはすべてのアイテムを選択し、1番目の方法のようにルールを作成できます。
フィルターがオンになっているときは、右側のパネルに「フィルターのルールを適用」というボタンが表示されます。
ルールの作成は上の方法とまったく同じです(名称、詳細、範囲など)。
フィルタから作成されたルールの主な特徴は、通常の名前ベースの名寄せに加えて、 そのルールに使われるパターンが特徴です。
このフィルタのルールを適用するパターンでは、ルールが作成された後の出願人リスト内で ”+CARL +” の検索が走ります。そして、この文字列を持つすべての出願人を照合して、このルール名で再グループ化・名寄せします。
この機能は、特徴的な固有の出願人名に基づいてルールを作成する場合には非常に役立ちます。
上記のような、+CARL+ という入力は、最適な方法ではありません。というのは、これは一般的な姓または名であり、複数の会社名でよく使用されているためです。 最適な方法としては、例えば ”+CARL ZEISS+”のように、フィルターの範囲を増やして、特定の会社の名前のバリエーションをすべて一致させることができます。
4番目の方法:グルーピング候補
このオプションは、名称間のつづりの類似性に基づいています。 このウィザードは以下のボタンで実行できます。
同様の名称が名寄せされ、ウィザードは次のようなグルーピングを提案します。
出願人名の項目のすべて、または一部を選択してグループを直接作成することができます。
このウィザードは、手作業でルール作成した後によく使用されます。選択外の残りの出願人名をすばやく整理するのに役立ちます。 この方法は、作成されたルールが「ユーザー範囲」で定義されている場合、自身のアカウント内のルールの数を増やすのに適した方法です。
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