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はじめに
保存検索式やアラートに保存した式からの検索実行は、Orbit Intelligenceの新バージョンと互換性がない可能性があります。そこで以下のラベルを追加し、
- ”Not runnable”
- ”Too complex”
- ”Syntax error”
これらを画面上に直接表示して、スクリプトを修正するよう注意を喚起することに致しました。

これらのラベルの表示理由
主に4つの理由でこのラベルが追加されます:
- 最もよくあるケース: 古い(削除された)フィールドを検出したとき 例:/OWR /IW や /ECなど
- 古いコマンドや現在利用不可のテキストがある 例:..LIM
- 廃止された演算子がある 例:SDOC
- キーワード検索の複雑さ、または結合された検索行(ステートメント)が多すぎる
あなたの検索戦略に構文上のエラーが一つまたは複数含まれていると、構文上の問題を修正するまで検索エンジンはこのスクリプトを実行できません
これらの各ケースについて、ナレッジベースの記事(リンクはこちら)を作成しました。そちらで検索式修正のための補助資料がご覧いただけます。
代数的簡約アルゴリズムにより、検索戦略の複雑さが自動的に低減されます。このアルゴリズムは透明性を持って動作し、検索結果に影響を与えません。
その結果、”not runnable”のラベルが表示される頻度が大幅に減少するため、ユーザーである皆様はスクリプトを記述する際の作業習慣を変更する必要はありません。
アラートを保存するとき”Too complex”とメッセージがでたら
この複雑さの主な原因(そして解決策)は次の通りです。
- +トランケーションの悪い使用例:BIO+ のような短い一般的な言葉に無制限のトランケーションをして、膨大な数の異なる単語を導き、ヒット可能性を極端に増やしている
- 検索フィールドの重複:/DESC/CLMS/TX のような(用語またはフィールドの使い方。/TXは詳細な説明(/DESC)と請求項(/CLMS)を含むので、/DESC/CLMS は重複となります。
- 多くの複雑な行が結合され再利用されている、場合によっては同じスクリプトが数十回に及ぶような場合
解決策は、重複の冗長な部分を削除し、前の行を呼び出す必要がないよう因数分解し、可能な限り「+」を1つまたは複数の「?」に置き換えるなどしてスクリプトを簡素化することです。
このラベルが付いた保存検索式やアラートは、そのままでは実行できず、現在の検索履歴に挿入することはできません。
通常のアラート処理(週次または月次)の中では実行することは可能です。言い換えれば、この戦略はアラートとしてのみ実行され、保存検索式として実用できるものではありません。
Not runnable
保存された検索式やアラートは、複雑さが最大閾値を超えた場合、またはそのロジックが最先端のコンピューティングプログラムの能力を超える場合に「Not runnable」としてタグ付けされる可能性があります。
このような状況の場合、保存済みスクリプトやアラートの見直しと再構築を推奨いたします。
いずれにしてもこのような戦略は一切の実行が不可能です。これらのスクリプトは「凍結」状態となり、Orbit Intelligenceでは使用できません。
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