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はじめに

保存されている検索式やアラートは、新バージョンのOrbit NGと互換性がない可能性があります。画面上に直接「Not runnable」という表示を追加し、注意を喚起することにしました。


Not runnableの表示理由

主に4つの理由でこのラベルが追加されます:

  • 最も多いケース: 古くなった(削除された)フィールドを検出したとき 例:/OWR /IW や /ECなど
  • 古くなったコマンドが存在し、もう利用できないテキストがある 例:..LIMなど
  • 廃止された演算子がある 例:SDOC


これらの各ケースについて、ナレッジベースのコラム(リンクはこちら)を作成しました。そちらで検索式修正のための補助資料がご覧いただけます。


保存するとき”Too complex”とメッセージがでたら


4つ目の理由は、スクリプト/検索戦略のレベルの複雑さです。 


この場合も、私たちのチームがこれらの戦略に関連する困難を解決するお手伝いをすることができます。一部のお客様にはすでにこの目的のために弊社にご連絡いただいて対応しています。


この複雑さの主な原因は以下の通りです(解決策):

  • BIO+ のような無制限のトランケーションの多用
  • DESC/CLMS/TX のような(用語またはフィールドの)冗長な検索。/TXは詳細な説明(/DESC)、請求項(/CLMS)を全部含むので、冗長となります。
  • 前のステップ(履歴演算ステップ)が多く、複雑さが増している。解決策は、冗長な部分を削除し、前の行を呼び出さないようにスクリプトをまとめることで、スクリプトを簡素化することです。


複雑さのレベルが一定に達すると、その式のプロファイル(式自体)が保存されても、保存検索式 やアラートにOrbit NGと互換性がないものとしてマークするようにしました。