FAMPAT/FULLPATの出願人名のノーマライズ(正規化)を理解する

変更日 月, 21 10月 で 9:15 午前

FAMPAT/FULLPATでは、出願人(Assignee)データおよび出願人名称を正規化しています。


このプロセスは、Questelのノーマリゼーション担当部門が社内で行い、エンティティ名(企業団体名)とグループ化・名寄せについてはパートナーであるFactSet社がサポ-トしています。


その目的は以下の通りです。


- 企業名を標準化し、出願人検索に役立ていただく


- グループ内の各企業を入れ替えて、Coporateツリーで親会社    を検索できるようにする


どのようにノーマライズするのか?

  1. 庁からオリジナル言語での生データを受け取る (約80機関)
  2. 英字(アルファベット)への翻訳または音訳
  3. /PAフィールド (Patent Assignee 索引) へ当該データを追加する
  4. QuestelのエンティティデータベースとFacstetデータベースを照合して「翻訳された名称」を現行の通称に変換したりする。 例:「Matsushita Electric 松下電器」⇒「Panasonic パナソニック」のように
  5. 当該エンティティに関連する親会社の情報を追加する。 例:Googleの親会社はAlphabet のように


結論:


- /PA(出願人・譲受人フィールド)にはすべて譲受人名が表示されます。


- 企業名のみ正規化 ⇒ 発明者名が出願人・権利者である場合は名前はノーマライズ(正規化)しません。


- 解析モジュールはノーマライズ(正規化)された名前に基づいており、出願人・譲受人グラフに発明者の名前は表示されません。

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