FAMPAT/FULLPATでは、出願人(Assignee)データおよび出願人名称を正規化しています。
このプロセスは、Questelのノーマリゼーション担当部門が社内で行い、エンティティ名(企業団体名)とグループ化・名寄せについてはパートナーであるFactSet社がサポ-トしています。
その目的は以下の通りです。
- 企業名を標準化し、出願人検索に役立ていただく
- グループ内の各企業を入れ替えて、Coporateツリーで親会社 を検索できるようにする
どのようにノーマライズするのか?
- 庁からオリジナル言語での生データを受け取る (約80機関)
- 英字(アルファベット)への翻訳または音訳
- /PAフィールド (Patent Assignee 索引) へ当該データを追加する
- QuestelのエンティティデータベースとFacstetデータベースを照合して「翻訳された名称」を現行の通称に変換したりする。 例:「Matsushita Electric 松下電器」⇒「Panasonic パナソニック」のように
- 当該エンティティに関連する親会社の情報を追加する。 例:Googleの親会社はAlphabet のように
結論:
- /PA(出願人・譲受人フィールド)にはすべて譲受人名が表示されます。
- 企業名のみ正規化 ⇒ 発明者名が出願人・権利者である場合は名前はノーマライズ(正規化)しません。
- 解析モジュールはノーマライズ(正規化)された名前に基づいており、出願人・譲受人グラフに発明者の名前は表示されません。