Orbit Intelligenceでの特許と出願の検索は、検索戦略に合わせて、「コレクション」とも呼ばれる3つの異なるデータベースで実行できます。


1. FAMPAT:1レコード= 1ファミリー

これは、最も「重要」でデフォルトになっているデータベースです。



FAMPATデータベースはどんなときに使用する?

-テクノロジー、ポートフォリオ、または企業のグローバル/全世界的な見地(特許性、特許ランドスケープ)が必要な場合


-他国へのファミリーの 拡張(出願)に内在する重複を減らす必要がある場合(競合他社の情報)。


 

  ●発明に基づくファミリーによりグループ化された世界特許(フルテキスト&書誌事項データ)が必要な場合

  ●データはファミリー単位で表示されます

  ●各ファミリーレコードはさまざまな拡張国で公開されているため、同等の特許を集約します


注意:

上の赤い長方形は、FAMPATレコード全体の内容を表しています。これには、すべての国と管轄区域のすべての関連出願、サーチレポート、および登録が含まれます。


構造:

Fampatには、FULLPATデータベース内に追加された処理と情報が含まれており、さらに以下の3つの処理も追加されます。 


● 新たなファミリーメンバーの発行・追加に伴うパテントファミリーの作成(詳細はFAMPAT ファミリーの構成ルールをご参照ください)

● ファミリーのリーガルステータスの算出

● 特許評価メトリクス(特許価値、市場戦略、テクニカル インパクト、特許の強みなど)の算出


FAMPATおよびFULLPATデータベース(以下を参照)は毎週日曜日の朝に更新され、国内(国際)特許庁から提供された前週の更新/新しい情報が含まれます。



2. FULLPAT:1レコード= 1手続


FULLPATデータベースはどんなときに使用する?

FULLPATは、特定の国に限定して検索を実行するのに便利です(例:USでのFreedom To Operate(侵害予防)調査など)。

> 結果はこの/これらの管轄区域の手続に限定されます。


  ●世界の特許(フルテキスト&書誌事項データ)は各国ごとに表示されます。

  ●データは特許(出願)単位で表示されます。

  ●各特許(出願)はすべての公開段階のレコードを含みます。



注:上記の図において、赤い四角で囲まれたものがFULLPATのレコード単位を示しており、1つの国または管轄区域での出願、サーチレポート、登録などの関連するレコードを包含する1つのFULLPATレコードを示しているという概念を示しています。 


構造:FULLPAT データベースは、特許庁が公開したデータと、数値の追加処理と情報を加えて組み合わせたものです。データベースは毎週日曜日に更新され、その前の週に各特許庁により公開された全データに更新を加えたものです。


Fullpatに適用される処理は以下になります。

  ●出願人名の標準化

  ●コンセプトの意味抽出

  ●「発明の課題」、「効果 /欠点」、「独立請求項」を含む「キーコンテンツ」フィールドの自動作成。これらのフィールドは検索可能で、キーコンテンツタブに表示されます。このタブを表示して、検索結果のレビューを効率を高めることも可能です。

  ●標準化された出願人データに基づき親会社に名寄せすることもできます。



以下の情報がFULLPAT内の各データに追加されます:

  ●公報とそれに対応するリーガルステータスとの紐づけ(Inpadoc又は特許庁からの直接フィード)

  ●引用データ

  ●訴訟および異議申し立てデータ

  ●標準必須特許の識別

  ●譲渡・再譲渡データ

  ●ライセンス契約情報

  ●US包袋(file wrapper)情報


ーーーーーーーーーーーーーーーー


フルテキスト

FULLTEXTデータベースはどんなときに使用する?

FULLTEXTデータベースは、各国国内(国際)オフィスからデータを受信するとすぐにロードされます(オフィスによって曜日が異なります)。


したがって、FULLTEXTデータベースは、速さが要になる場合に便利です。たとえば重要なトピックに関するアラートを設定する場合など:アラートは、ドキュメントが公開されるとすぐに、事前に選択された頻度、更新コード、および検索文字列に基づいて自動的に生成されます。


また、競合他社の特許発行(登録)をモニターし、発行日からすぐにそれらを分析することもできます。


     ●特許庁は、国別に表示されます。

     ●データは公報発行単位で表示されます。

     ●同じ特許(出願)の各公報発行段階がデータベース内に記録されます。

    

注:赤い四角で囲まれた各データが異なるそれぞれのフルテキストレコード単位を表しています。―レコードは(一方は公開公報、他方は登録公報というように)関連していますが、フルテキスト単位では、結果は2件となります。


構造:フルテキストデータベースは各国特許庁から受領した”そのままの”データから構成されます。データをできるだけ早くオンライン上に追加するため、英語機械翻訳や書誌情報の標準化などほんのわずかな処理のみがなされます。

使い方:このデータベースは、スピードが求められる場合、例えば、重要トピック(key topic)に関するアラートを設定する場合に便利です。アラートは、事前に設定した頻度、更新コードや検索文字列に基づき、公報が発行されるとすぐに発信されます。競合他社の特許登録を監視し、公報発行日の後すぐそれらを分析するということも可能です。


注:特許庁によっては公報発行日の異なる複数のデータベースを公開しています。例えば、USPAT(登録公報)は毎週木曜に発行され、USAPPS(公開公報)は毎週火曜に発行されています。


FULLPATおよびフルテキストコレクションは、上級者向け検索フォームにデフォルトでは表示されません。

デフォルトの検索は常にFAMPAT(>ファミリ単位)になっています。

> これらをアクティブにする方法については、こちらの記事を参照してください:ユーザー設定の説明